下町グルメは油断大敵、食べ歩きでピーンチ!(砂町銀座商店街)

 余計なことは話さない寡黙な大将と外国人の若者2人が忙しなく焼き鳥を焼いている。砂町銀座商店街の丸八通り口そば、「竹沢商店」を目指して客はひっきりなしにやってきて列をなす。

私が注文したのは、なんこつ、とりかわ、手羽先。もつ焼きや砂肝も気になったが、とりあえずは3本までにおさえておいた。しかし、おさえておいたはずなのに、これが大誤算だった。なんこつはそれ自体大きい上に、なんこつの周りのスジまで一緒に焼かれていて、一つ頬張るだけで両方の頬がリスのように膨らんでしまう。味もなかなかのワイルドさ。

間にホルモンが挟まっていて、コリコリの食感に少しの臓物臭。カルシウムとコラーゲンを摂取しちゃおうかな、なんて軽く女子のノリを発動して注文してみたが、その質と量に私の中の女子は完全にノックアウトされてしまい、急遽、男子力(?)を引っ張り出してこなくてはならなかった。かなりの食べ応えだ。んー、お酒があればなぁ。

かわは案外厚みがあり、塩味からの油がジュワー。手羽先は皮がパリッで身が柔らかく一番食べやすかったものの、3本の串を食べきった時には、すでに私のお腹は八分目まで満たされてしまった。ああ、下町グルメを侮ってはいけない。量が違うのだ。

今回、食べ歩きをしようとやってきたというのに、なんと一軒目にしてもう腹八分目。いきなりの大ピンチである。とりあえず、み、水…。