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明治から昭和にかけて、東京の浅草六区を娯楽街へと発展させた筑波出身の男、山田喜久次郎の奮闘を描く『浅草・筑波の喜久次郎』(公開中)。その舞台挨拶が大阪ステーションシティシネマ(大阪市内)で行われ、出演の松平健、長谷川純が登壇した。

東京名物の観光地として賑わう浅草。その繁栄に力を注いだ喜久次郎について、演じた松平は「浅草の花屋敷には、昔、もっと芝居小屋があった。その起源を作ったのが、山田喜久次郎。男の友情、義理人情の中で、アメリカに負けない娯楽施設を作るという志を押し通す姿は、今の時代に忘れられたものだと思います。男らしくて魅力のある役をやらせていただきました」と印象を語った。

現代から明治時代へタイムスリップする若者を演じた長谷川。ジャニーズに所属し、今回が映画初挑戦となる。「自分にもたくさんの後輩がいますが、今の若い人は頭で先に考えてしまう。だから、どうしても最初の一歩が踏み出せない。失敗してもいいから、ぶつかってみる。そうすると成長できる。そんなメッセージがあると思います」

本作では、『暴れん坊将軍』以来、14年ぶりに松平が北島三郎と顔を合わせたことも話題。『暴れん坊将軍』では、松平扮する将軍・徳川吉宗が、身分を隠して、北島演じる町火消・辰五郎の宅に居候する。今回の映画の中では「喜久次郎は、全国を放浪して北島さんと出会うんです。映画での共演は初めてなのですが、14年ぶりとあって、懐かしい雰囲気でやらせていただきました」と久しぶりの共演を喜んだ。

そして舞台挨拶の最後に、長谷川は「今はパーソナルな時代。直接触れ合う人間関係が少なくなった。でも、人間を動かすのは、温もりや義理人情。直接、人と触れ合うことが原動力となります」、松平は「この映画を観て、浅草六区に行けば、新たな気持ちで歩けると思います」とPRした。

映画『浅草・筑波の喜久次郎』は全国公開中
◇公式HPはこちら

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田辺 ユウキ
田辺 ユウキ
1979年生まれ。関西を拠点に映画評論家としてレビューやインタビューの執筆ほか、また映画と音楽のプロモーターも務める。2014年に大阪市映像事業「CO2」プロデューサー就任。「大森靖子映画祭」「いずこねこ 最後の猫トーク」などイベント企画も行う。