容量無制限・無料で安全に大容量ファイル転送

宅ふぁいる便 > 連載企画TOP > ホンネの不動産 理想の住まいを手に入れる上達教室


第8回 中古住宅ブームの背景

マイホームと言えば、新築住宅をイメージする人が多いのではないでしょうか?

そもそも日本を除く先進国ではマイホームと言えば中古住宅を売買するのが主流ですが、日本では戦後の住宅不足の時代につくられた「住宅建設計画法」という法律の下でたくさんの新築住宅が作られて来た結果、マイホームと言えば新築というイメージになっています。

ところが日本でも、その流れが大きく変わろうとしています。2006年に先の「住宅建設計画法」を廃法にし、新たに「住生活基本法」という法律を作りました。これまでの「住宅を作っては壊す」社会から、「いいものを作り、きちんと手入れし長く大切に使う」社会への転換を図ったのです。こうした国を挙げての中古住宅市場の活性化の取り組みで、中古住宅の取引が増えてきました。最近では中古住宅に関するニュースや特集を目にした方も多い事でしょう。

2015年3月30日には、国土交通省から「中古住宅市場活性化ラウンドテーブル報告書」という、中古住宅取引市場の活性化に向けた施策の方向性をまとめた報告書が発表されました。報告書には、住宅・不動産の供給者以外に、金融庁や金融機関も参加して行われた約2年間の議論が集約されています。

今回は、こうした時代背景を踏まえ、中古住宅市場ブームの実態やそれにまつわる不動産会社の本音に迫ってみます。

The following two tabs change content below.
高橋正典
業界実績20年で1万人もの購入希望者と関わる等、最も不動産売買市場を熟知する不動産コンサルタント。また、自らも不動産会社(株)バイヤーズスタイルを経営、携わった売買契は約2000件にも及ぶ。NPO法人住宅再生推進機構 専務理事、一般社団法人相続支援士協会理事。著書に「プロだけが知っている!中古住宅の選び方・買い方」朝日新聞出版ほか多数。ブログ