しゃけこさんに聞く鮭のこと、築地のこと。(昭和食品編)

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 久々に訪れた築地のあまりの変わり具合に驚いてしまった。平日の午前中だというのに、場外市場はとにかくたくさんの人でごった返している。まるで年末の様相だ。

だけど、それと違うのも明らか。というのは、見た感じ5~6割ほどがインバウンドの外国人で、通りには丸武の卵焼きを竹串で食べるグループや、いちご大福、ソフトクリームなどを片手に自撮りをする人などであふれている。以前はこんなにたくさん買い食いをできるお店もなかったように思うが、今やすっかり「ちょっとずつ食べ歩き」の観光地と化していた。

 当初の築地市場移転予定だった2016年11月から早1年。波除神社のそばには、移転後も築地の文化を残そうと、仲卸を経営母体とした小売店約60軒が入る商業施設『築地魚河岸』がオープンした。

そこからも1年。移転問題が宙ぶらりんの築地の街は、今どうなっているのだろう?なんて、ちょっと素人なりに心配などしながら訪れてみたが、新しいニーズをつかんだ街にはこれまでとは違う活気があふれていた。

なんとなく、2020年を想像させる築地の街。私はほっと胸をなでおろすような、でもやっぱりちょっと違和感を覚えるような、微妙な気持ちですれ違う人の顔を見て歩いた。