続けるべきか。(ソニンの連載)

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《継続は力なり?継続は破滅への道なり?》

継続は力なりと聞いて私が真っ先に浮かぶ事は、読書である。
昔から読書が好きだったとは言えないような学生時代を過ごした。どちらかというと本は活字だけのよりも漫画の方が好きだった。

社会人になりたてのころ、つまり16、17歳の頃に事務所社長にひたすら本を読めと教え込まれた。絶対に本は為になると、渡された本を期限内に読むという指示を受けていた。

『継続は力なりだ、読書は続けなさい』
未だにその教えは刷り込まれており、自身でも“本を読めば賢くなる”というイメージは持っているしで、本は読むようにしている。
が、しかし、本を読むスピードは相変わらず遅いし、活字中毒みたいに本の虜に変化したかというと、そうでもない。嫌いではないし、読んでいるときはそれなりに楽しんでいる。ただやはり、”読むようにしている”なのである。

上記の理由からか、私の“継続は力なり”は“せねば”という軽いプレッシャーのようなイメージのもとにあるのだ。
“続ける”という事自体に、どんなものを含むのだろうか。

私の尊敬している方の一人、野球選手のイチローさんは『努力せず何かできるようになる人のことを天才というのなら、自分は違う。努力を続け、できるようになる人のことを天才というのなら、そうだと思う。』とのような事をおっしゃっている。

では、彼が続けて成功していることって、彼は“続ければ力になるから”と思ってやっているでしょうか。
私は違うと思います。

“やるべき事”をただひたすら続ける信念と、それに対しての強い思いがあるからだと思っています。自信を持っているからこそ、続けてやることに何の不安も感じなければ、意欲的にやって行くことができる。ただただ必要なのです。
続ける意味があり、努力して続けているわけでもない。

比べるにはレベルが違い失礼になるかもしれませんが、私にも似たようなところがあると感じています。毎日の舞台本番のためのトレーニング、メンテナンス、自主リハーサルなど、欠かさずルーティンとしてやるし、当たり前のこととしてやり“続けて”いる。