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磯田道史の著書『無私の日本人』の中の一編を映画化した、『殿、利息でござる!』(2016年5月14日公開)の完成披露試写会が大阪市内で行われ、中村義洋監督、阿部サダヲ、重岡大毅が舞台挨拶のため登壇した。

本作は江戸中期、財政難の仙台藩を舞台に、重税に苦しむ百姓、町人たちを救うため、私財をなげうった男の物語。庶民たちにとっての“ヒーロー”になっていく主人公・十三郎について、演じた阿部は「実在の人物とは知らなくて、監督から『今回はいい人の役です』と言われていましたが、脚本を読んだとき『まさかここまでいい人、すごい人とは』と思いました」と関心。

十三郎の息子・音右衛門を演じたのが、ジャニーズWESTに所属する重岡。阿部の息子役を務めたことについて「撮影はめっちゃ楽しかった。妹役のAKB48、岩田華怜ちゃんと阿部さんの3人でたくさんお喋りをさせていただきました」と振り返った。

阿部は「息子がジャニーズ、娘がAKB、そして私はグループ魂。この前、重岡君とたまたま同じ日にミュージックステーションに出演したのですが、(重岡は)歌いながらずっと僕を見てくるんです。本当にいい息子ですね」と嬉しそうに語り、重岡も「そうそう。ダンスのターンのとき、阿部さんの方を(長めに)向いたりして。“シークレット親子共演”ですね、と言い合っていました」と仲の良さを伺わせた。

250年前の話しではあるが、中村監督は「今の学校、会社の人間関係に置き換えて観てもらえます。昔も今も変わらないんだなと思ってもらえるはず」とPRした。

映画『殿、利息でござる!』は2016年5月14日より全国公開
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取材/文・写真 田辺ユウキ(映画評論家)

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田辺 ユウキ
田辺 ユウキ
1979年生まれ。関西を拠点に映画評論家としてレビューやインタビューの執筆ほか、また映画と音楽のプロモーターも務める。2014年に大阪市映像事業「CO2」プロデューサー就任。「大森靖子映画祭」「いずこねこ 最後の猫トーク」などイベント企画も行う。