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第76回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞し、日本でも海水魚「カクレクマノミ」が大ブームになるなど社会現象を巻き起こした、ディズニー/ピクサーの代表作『ファインディング・ニモ』。

その続編となる『ファインディング・ドリー』(2016年7月16日公開)のイベントが大阪・とんぼりリバーウォークで行われ、アンドリュー・スタントン監督、アンガス・マクレーン共同監督、ドリーの日本語吹替キャスト・室井滋が、船に乗って道頓堀川に登場した。

スタントン監督は、全世界で愛されている『ファインディング・ニモ』の生みの親。今作は13年ぶりのシリーズ2作目となった。「『ファインディング・ニモ』で、(今回の主人公である)ドリーに誰もが恋に落ちたと思います。彼女は、自分の忘れっぽいところを欠点だと考えています。でも、自分を愛すること、受け入れることの大事さを、彼女の姿から感じてもらえるはずです」

マクレーン共同監督は、「13年前に比べるとアニメーションの技術も進化し、新しくて美しい世界を、ピクサーが力を出して作り上げました。特に新しいキャラクターであるドリーの相棒、タコのハルクを見て欲しい。身体をねじり、形や色を変えていくところは注目です」と自信を見せた。

1作目に続いてドリーの日本語吹替を担当した室井は、「女優を辞めなくて良かった。宝くじが当たったような気持ち。前作から13年が経ちましたが、(ドリーのことを)忘れることはなかった」と、今回主演に抜てきされたことに感激。一方で、「最近は私自身もタクシーに携帯電話を忘れたり、家の鍵をかけ忘れたり、ガスの元栓を締め忘れるなど、“ドリー化”が進んでいるんです」とドリーさながらの日常エピソードを告白した。

今回の作品には前作の主人公・ニモも、もちろん登場する。室井は「ニモがちょっぴり大人になっています。お父さんのマーリーは相変わらず心配性なのですが、ニモに諭される場面もあります」と見どころを語った。

アンドリュー監督は「13年前、僕が作った“迷子になった小さな魚”を観てくださって、ありがとうございました。この“忘れっぽい魚”の話も、作っていてとても楽しかったので、ぜひご覧ください」とPRした。

映画『ファインディング・ドリー』は2016年7月16日より全国公開。
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田辺 ユウキ
田辺 ユウキ
1979年生まれ。関西を拠点に映画評論家としてレビューやインタビューの執筆ほか、また映画と音楽のプロモーターも務める。2014年に大阪市映像事業「CO2」プロデューサー就任。「大森靖子映画祭」「いずこねこ 最後の猫トーク」などイベント企画も行う。