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アイドルグループ、AKB48に密着する人気ドキュメンタリーシリーズの第5弾『存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48』の公開を記念した舞台挨拶がTOHOシネマズ梅田(大阪市)で開催され、AKB48の入山杏奈、加藤玲奈、永野芹佳、横山由依、NMB48の吉田朱里が登壇した。

今までグループを牽引してきた初代総監督・高橋みなみの卒業、NMB48など姉妹グループの飛躍、そして横山由依の総監督就任などの背景を追っているほか、今作でも、卒業したメンバーの現在が映しだされている。

加藤は「(2013年に卒業し、翌年末に結婚した)小森(美果)さんが印象に残りました。あの小森さんが子どもを生むなんて。“主人”って言葉、知っていたんだ」とかつての仲間の幸せいっぱいな姿に驚き、横山は「想像がつかないこと(が映っている)。AKBにいた時代よりも、一皮、二皮もむけたメンバーがいて、私たちの希望になった」、入山も「みんながそれぞれの場所で輝いている。自分の卒業後が楽しみになった」と、自分たちの未来の姿を重ねた。

しかし、在籍中の各自は、めまぐるしい日々に追われている。海外進出が盛んなAKBグループとあって、永野は「もし私が海外移籍ということになったら、英語とか覚えられないから…」と不安を口にし、入山は「また海外に3つくらい(グループが)できるから、(可能性は)なくはないよ」と語った。

本作には、メンバーや関係者だけではなく、つんく♂、ももいろクローバーAのマネージャー・川上アキラらも出演。吉田は「みなさんがどう思っているのかが分かった」、入山は「タブーに踏み込んだ感じがあります」と異例のコラボについて話した。

大阪が地元のNMB48は2016年1月にドキュメンタリー映画『道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48』が公開。横山から「AKBとNMBのドキュメンタリーはまたちょっと違ったのでは」と尋ねられた吉田は、「今回の映画は、若手メンバーがこれからの10年を作り上げていこうとする内容。みるきー(渡辺美優紀)が卒業するし、さや姉(山本彩)にいつまでも頼っていられない。私が、先輩と後輩を繋げていきたい」と宣言。横山も「そうだよね。(今のNMB48は)、前田(敦子)さん、(大島)優子さん、たかみなさん(高橋みなみ)が卒業したAKBに重なるかも」と、AKBグループ全体として次々進む世代交代への思いを明かした。

そして最後に横山は、「AKB48は、裏ではこんなことを考えていて、涙を流しているんだということを知っていただけたと思います。もっと応援をしてもらえるよう、がんばりたい」と締め括った。

映画『存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48』は全国公開中。
◇公式HPはこちら

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田辺 ユウキ
田辺 ユウキ
1979年生まれ。関西を拠点に映画評論家としてレビューやインタビューの執筆ほか、また映画と音楽のプロモーターも務める。2014年に大阪市映像事業「CO2」プロデューサー就任。「大森靖子映画祭」「いずこねこ 最後の猫トーク」などイベント企画も行う。