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中澤日菜子の同名小説を映画化した『お父さんと伊藤さん』(公開中)の舞台挨拶が、梅田ブルク7(大阪市)で行われ、上野樹里、藤竜也が登壇した。

本作は、20歳上のバツイチ男・伊藤さんと付き合っている彩のもとに、父親が転がり込んできたことから、奇妙な共同生活がスタートする物語。

上野は、「自然体で、ギャップなく、(実際の)自分との境目もなく、気負うことなく、カットがかかっても、そのままトンカツを食べ続けたりして、撮影が終わったら帰りにスーパーで食材を買って夕飯を作り、余ったらタッパーに入れて次の日の撮影に持って行ったりした。30歳目前だからこそ、こういう人間味のある役ができるようになった」とナチュラルに役になりきっていたとのこと。

藤も、「同棲している娘を持つ」という役どころについて尋ねられると、「一生懸命、(娘を)育てたつもりだったのに、びっくりしました。あまりにも冷たくて」とまるで実際に起こった出来事を振り返るかのような視線を上野に送った。

伊藤さん役には、リリー・フランキー。上野は「伊藤さんはいい役だけど、別の映画で悪い役をやっていますよね」と、リリーが福山雅治と共演した『SCOOP!』を意識。また、お気に入りのシーンについては「3人でボーリングをやりにいくところ。その1日が好きです」と挙げた。

藤は、「家族は時には厄介な関係。どうしようもない家族。伊藤さんは、彩と父親に『あなたたちはダメな人たちですね』と言いますが、そこで自分に思い当たるあたるところも、あると思います」と共感を口にした。

映画『お父さんと伊藤さん』は全国公開中
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田辺 ユウキ
田辺 ユウキ
1979年生まれ。関西を拠点に映画評論家としてレビューやインタビューの執筆ほか、また映画と音楽のプロモーターも務める。2014年に大阪市映像事業「CO2」プロデューサー就任。「大森靖子映画祭」「いずこねこ 最後の猫トーク」などイベント企画も行う。