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ボーカルグループ「GReeeeN」 が2008年にリリースした、大ヒット曲『キセキ』の誕生秘話を映画化した『キセキ あの日のソビト』(2017年1月28日公開)。その舞台挨拶が梅田ブルク7(大阪市内)で行われ、出演の松坂桃李、菅田将暉が登壇した。

『王様とボク』『麒麟の翼 ~劇場版・新参者~』『ピース オブ ケイク』に続いて4度目の映画共演となった二人。松坂は「(初共演の頃から)菅田のイメージは変わらない。そろそろ菅田と(仕事を)やりたいたいなと思っていたので、『ようやく来たか』という気持ちでした。オリンピック周期みたいな感じ」と待ち望んでいたとのこと。

映画の中では、松坂は菅田の兄役。GReeeeNの楽曲をプロデュースするジンを演じている。「姉、妹の間で育ったので、この年齢で弟がいたら、こんな感じなんだろうなと思えた」と松坂が話せば、GReeeeNのリーダー・ヒデに扮した菅田も「もともと兄貴感があった。(劇中では)僕らが悪ふざけをしているのを、見守ってくれるポジション。でも(松坂は)昔から“仏感”があった。背中を触るといいことがありそう。共演した女優さんもどんどん結婚していくし」と松坂から滲み出るご利益について語った。

本作中では、父親からミュージシャンになることを反対される、ジンとヒデ。歌手と歯医者という二足のわらじを履いて、活動することになる。松坂も、俳優になるとき「父親から反対された」という。

「『芸能界なんて、何を考えているんだ!』と。人生最大の親子喧嘩をした。父親は、今まで見たことがない形相だった。この映画で、あのときのことを思い出しました。あまりにガーガーと言われたので、『俺はこの世界でやっていくんだよ!』とプチッときました」

一方、菅田は「自分の親父は応援してくれました。でも僕自身、普通の高校生だったので、『明日から仮面ライダーです』と言われたとき、現実味がなかった」とデビューの頃を振り返った。

ちなみにこの日は、京都の清水寺で年末恒例となっている「今年の漢字」の発表日。それにちなんで二人も、1年をあらわす漢字を披露。

映画、ドラマに引っ張りだこだった菅田は、「『出』です。たくさんの表舞台に出た。あと、いろんな人に出会わせてもらいました。アウトプットも、出し切った」と充実の表情。松坂は「『拓』です。映画、舞台など新しい道に挑めた。次に繋げることができた」と実りある1年を過ごしたという。

そして最後に『キセキ』について、菅田が『桃李君の歌唱シーンに注目してください。めちゃくちゃかっこいい。マイクを持つ手、あれがエロいですよ』と見どころを明かすと、松坂は「また始まったよ!」と苦笑いを浮かべた。

映画『キセキ あの日のソビト』は2017年1月28日より全国公開
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田辺 ユウキ
田辺 ユウキ
1979年生まれ。関西を拠点に映画評論家としてレビューやインタビューの執筆ほか、また映画と音楽のプロモーターも務める。2014年に大阪市映像事業「CO2」プロデューサー就任。「大森靖子映画祭」「いずこねこ 最後の猫トーク」などイベント企画も行う。