このエントリーをはてなブックマークに追加
クリックして拡大

12月17日に封切られた『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフ作品『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』。公開初日、上映館であるTOHOシネマズ梅田では待ち望んだ多くのファンが、シリーズのキャラクターに扮して劇場ロビーを埋め尽くした。

また同映画館では、ファッションデザイナーのコシノヒロコさんを特別審査員として招いた、仮装イベント「なりきり!『ローグ・ワン』コンテスト」も開催。コスプレをした鑑賞客の中から6人を選出し、グランプリ「ローグ・ワン賞」を決める。

「足を長く見せるように工夫した」というカイロレンの衣装をまとった男性、「関節がポイント」とC3POの動きもそっくり真似た男性など、細部までこだわり抜いた完成度の高い強者たちが揃い、コシノさんは「みんな一生懸命で、力が入っているので迷います」となかなか決まらない。

そんな中、見事にグランプリに輝いたのは、ジェダイ最強の戦士の1人、メイス・ウィンドゥに扮した、大阪在住の47歳男性のpapikoさん。

コシノさんは「中からなりきっている。人間の表情が出ています。人間の生き様が見える衣装を選びました」と絶賛。優勝商品を受け取ったpapikoさんは、「感無量です」と喜んだ。

ちなみに『スター・ウォーズ』シリーズがスタートした1977年頃は、ちょうどコシノさんが世界進出を果たした時期。「1978年のローマ・コレクションでは、ジョージ・ルーカスが大好きなジャポネスクっぽい衣装を作っていた」と親近感を抱いたという。

本作では、『GODZILLA ゴジラ』のギャレス・エドワーズが監督を担当。シリーズ最初の作品『スター・ウォーズ エピソード4』で、レイア姫がR2-D2に帝国軍の究極兵器「デス・スター」の設計図を託すが、反乱軍がそれをどのようにして盗み出したかを描いている。

設計図奪取を目指すヒロイン、ジンの姿にコシノさんは「人間が持つ本当の力がどのように出るか。人間に『NO』はない、と感じた」と感想を語った。

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は公開中
◇公式HPはこちら

The following two tabs change content below.
田辺 ユウキ
田辺 ユウキ
1979年生まれ。関西を拠点に映画評論家としてレビューやインタビューの執筆ほか、また映画と音楽のプロモーターも務める。2014年に大阪市映像事業「CO2」プロデューサー就任。「大森靖子映画祭」「いずこねこ 最後の猫トーク」などイベント企画も行う。