このエントリーをはてなブックマークに追加
クリックして拡大

開園100周年を迎えた、東京・吉祥寺にある井の頭恩賜公園を舞台にした音楽映画『PARKS パークス』(公開中)。本作の舞台挨拶がシネ・リーブル梅田(大阪市)で行われ、主演・橋本愛、瀬田なつき監督が登壇した。

この映画は、吉祥寺で生きる若者たちが、1960年代に作られた楽曲に込められた想いをたどっていく物語だ。普段から吉祥寺に遊びに行っていたという橋本は、「ちょっと歩くと音楽や映画など豊かな物が充実している。住みたい街として上位にくるのも納得」と街の印象をコメント。

ただ、井の頭公園については、「初めて昼間に、(井の頭)公園を意識しながら歩いた。不思議な空気がありました。現世から離れているような、ふわふわとした浮遊感があり、いろんな場所が変わったり、無くなったりするなかで100年も残っているという神様感がありました」とさまざまな発見があったようだ。

今回、橋本が演じたのは何をやっても中途半端な大学生。役作りについては「軽やかなトーンが一貫していれば、あとは何をやっても許されました。ダラしなさのある女の子の役はあまりやったことがなかったのですが、私自身はちゃんとダラしない。そういうダラしなさが(役として)求められる環境って、なんて楽なんだろうと思いました」と私生活を重ねたという。

劇中では、バンドを組んで歌も披露。普段から唄うことが好きで、瀬田監督と打ち合わせをした際は、「確か椎名林檎さんの曲を唄った」という橋本。瀬田監督は、「舞台は吉祥寺なのに、そのときは(椎名さんの)歌舞伎町の歌だった」と苦笑いしたが、「何回かセッションをしてもらった。橋本さんが唄っている場面が好き」とオススメした。

映画『PARKS パークス』は全国公開中
◇公式HPはこちら

The following two tabs change content below.
田辺 ユウキ
田辺 ユウキ
1979年生まれ。関西を拠点に映画評論家としてレビューやインタビューの執筆ほか、また映画と音楽のプロモーターも務める。2014年に大阪市映像事業「CO2」プロデューサー就任。「大森靖子映画祭」「いずこねこ 最後の猫トーク」などイベント企画も行う。