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「緊張しなくなったら終わりだ」とは真実なのか?

私は、人前でパフォーマンスをする事が多いから、“緊張”する場面が多い。特に舞台は毎日のように本番があるから、“慣れ”を恐れて、このような教訓というか、言伝えが浸透している。

だが、最近思うのだ。緊張というものは良いものなのだろうか。する必要があるとすればどう影響を与えてくれるのか。
一方“緊張感”というものがなくてはならない場面は多い。
毎日行われている舞台だって、“緊張感”がないと、事故が起きたり怪我をしたり、リハーサルで行った事がダレて良いパフォーマンスが出来なかったりする。

そう、緊張と緊張感は違うものとして、区別したい。
心にかかるストレスとして、役に立つ“緊張感”と、自分を抑圧する“緊張”。
やはり、後者は排除すべき、必要のないものだと解きたいわけです。

では、まず、緊張というものはどういった時に起こり得るのだろうか。

“緊張反対派”な今の私でも、緊張を免れない時がある。
それは、オーディションである。
緊張しなかったオーディションはなかったかもしれない。

緊張しすぎて声が震えたり、うわずってしまったり、自分らしさが十二分に発揮できなかったり、毎回反省ばかりである。

「なぜ、オーディションの時は緊張するのか。」→『役を勝ち取りたい』『他の受験者に負けたくない』『審査員の目に留まりたい』『受かるだろうか』『うまく課題をパフォーマンスできるだろうか』『もっと練習してくればよかった』などなど。

これら全ては、自分らしさを出す、今の自分を最大限に生かすためではなく、逆に自分らしさを押し込めかね無いプレッシャーや不安からくる感情である。

オーディションや面接などは、結果の合否がハッキリと出るため、どうしても、そういったプレッシャーから逃れられない傾向にある。

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ソニン
ソニン
1983年高知県生まれ。2000年歌手デビューし、2003年には「高校教師」(TBS)で女優の活動を開始。舞台や映画に活動の場を広げ、現在に至る。