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    《信じる事は勇気がいるけど、信じる事が強さにもなる》

社会人になってから、まだまだひよっこの時、とても厳しい社長がたま
に見せる参った顔をする時は決まって『信頼感が崩れたらどうしようも
ない』という時だったのをよく覚えている。

いつもは激流のように叱って物を言うのに、お互いの信頼が崩れるよう
な事件が起きた時には、ひどく傷ついた様子で言葉少なにしているのを
何度か見て、あぁ信頼って崩してはいけないんだ、信頼ってとても大切
なものなんだ、と未熟者なりに感じていた。これがのちのち、私の中で
もベースとなっていく。

一般的に『信じる』という行為。
信じる事程、保証のない行為はありません。

保証のないことだから『信じる』という行為があるのだけれど。
信じなければならない、でも信じようと思える要素が曖昧だったり、そ
こでそれを確立させようとすると失敗したり崩れたりするから怖い。
そう、信じる事はとても怖い。

信じている期間中不安でもあり、頑張って信じきったのにそれが裏切ら
れたという喪失感たるや、恐ろしい。だけど、信じないで、疑ったり、
希望をもたないことが、のちのち、良い結果に結びつかないことが多い
から、どちらが逃げでどちらが勇気ある行為なのか、正直わからない。

  自分を信じる。
  他人を信じる。
  未来を信じる。

多分、そもそも、元から決められた運命みたいなものは、『信じる』こ
とによって何か変わるということはないかも知れません。ただ、その定
められた流れに、どう自分を置くか。それが、心の持ち様である、『何
かを”信じる””信じない”』。
=『心(しん)じる』?
その運命をどう扱うかでその人それぞれの人生の感じ方捉え方が変わる。
では、先の見えないことをどう信じようか。
それこそが、『信じる』という行為なのである。

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ソニン
ソニン
1983年高知県生まれ。2000年歌手デビューし、2003年には「高校教師」(TBS)で女優の活動を開始。舞台や映画に活動の場を広げ、現在に至る。