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         《やってみせないと他人には伝わらない》

いくら己のなかで考えていても、
いくら己のなかで策略があったとしても、
いくら己の想いがあっても、
他人に見せなければ表さなければ他人には何も判断しようがない。

何かに飛び込まなければならない時、勇気というものが要る。
最近思うのだが、本当に勇気というものはなかなかデンジャラスである。

そこを飛び越えられない自分に、イライラもするのだが、どうしようもな
いくらいに勇気という壁は大きくて、人生っていうのは常に【勇気】と向
き合っていかなければならないのではないかと思うくらい。

何に対して勇気が必要なのか、は、ひとそれぞれ違うのだろうけど、少な
くとも私に足りないもののひとつは勇気である。いや、毎度自分で感じて
いる一番の弱点だと思う。周りに背中を無理矢理であっても押してもらっ
てはいたが、誰の想いも乗せず、自分発信の勇気というものは、正直よわい。

今わたしはミュージカル【RENT】の稽古の真っ最中で、その演出家が、
New Yorkerだからなのか、いくら言葉で役の気持ちを説明をしても『やっ
てみせて』となるのである。

それはニューヨーカー特有の《やったもん勝ち》からきている性質なのか
もしれない。誰かが自分より早くやってしまえば、もう自分の行動は見て
もらえないわけである。だから頭で考えている時間があれば、意志がある
とか口で言ってる時間があれば、実際に行動に移してみろ、と。わざわざ
自分のためだけに他人は時間を割かないし、待たないのである。

そんなNew Yorkerから学ぶ、行動に移す勇気。

《やってみせ》ないと伝わらないし判断ができない。
自分がやる、やらない、は自分に返ってくるもの。

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ソニン
ソニン
1983年高知県生まれ。2000年歌手デビューし、2003年には「高校教師」(TBS)で女優の活動を開始。舞台や映画に活動の場を広げ、現在に至る。