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『あと一歩だったのに。あぁ惜しい。』
本当にあと一歩だったのでしょうか。
本当に惜しかったのでしょうか。

わたしは、人によくこんな例え話をします。
「バレエ“白鳥の湖”で黒鳥の32回転を成功させるのに、練習ではその
倍の64回まわるらしい。」
本当かどうかはわかりませんが、これを初めて聞いた時、とても納得す
るものがありました。それからモットーのひとつになりました。
「練習でできないことは本番でできない。」いまや私の信念です。

たとえ、これが、バレエや舞台のことじゃなくても、同じように言える
と思います。
あるトップクラスの歌手がおっしゃっていた言葉『1位じゃなければ2
位も1000位も同じ。』昔はこれに隠された本質の意味を理解していなか
った。1位と2位の差って見た目以上にあると思うんです、実は。あと
一歩のように思える2位と1位には様々な点で差がある。実力だけでは
なく、周りの目も。

つまり、言い換えると、一歩進むには、実はとてつもない努力と時間と
勇気が必要なのです。
他人から見るとちっぽけな一歩かもしれないけど、本人にとってはとて
も大きな出来事。
だからわたしは容易く“あと一歩”なんて思いもしなければ言いもしな
い。

何をしたらいいのかわからない。
何を信じて力を注げばいいのかわからない。

一歩足りなかったことは結果論でしかなく、その前に、元々改善すべき
ところに着目できていたかに問題があるように思える。
でなければ、あと一歩も二歩も同様であり、もしかすると勝手に、「あと
一歩」とか都合よく使っているのかもしれない。

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ソニン
ソニン
1983年高知県生まれ。2000年歌手デビューし、2003年には「高校教師」(TBS)で女優の活動を開始。舞台や映画に活動の場を広げ、現在に至る。