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     《習慣づけるためには習慣を壊すことである》

ある俳優さんが、舞台の地方公演の合間の休日に、キャスト大勢である
キャストの方の別荘に遊びに行った時、急に出かけたと思ったらランニ
ングして帰ってきた。

ここまできてランニング!?とびっくりして『毎日走っているのですか
?』と聞いたら、『うん、もう習慣なんだ』と。

習慣?そのとき頭の中をよぎったのは、ランニングが最初から習慣てこ
とはありえないから、最初は意識して走るようにしてたらそれが普通に
なって生活の一部になったのかな、と。彼は『まさにその通り』と。

漢字の通り、習って慣らす。

習慣にするには、相当な努力と忍耐がいるということ。
習慣づけようと思っていたらなかったことなんてたくさんある。読書、
ダイエット、日記、サプリメント、まめに掃除機。その他いっぱい。

わたくしこの間まで舞台本番をやっていましたが、必ず毎公演本番が始
まる前、舞台上にたってひとりで場当たりをします。そして、客席にむ
かって挨拶をします。これは初舞台からやっている、習慣というかルー
ティンな感じで、やらなければ気がすまない、調子が狂うという感じ。

でも、習慣づいているような感覚はなく、自分にとってやった方がいい
と思うから意識してやるようにしているという言い方に近い。だから慣
れるというような感覚はなく、周りからは習慣のように見えていたとし
ても、本人は義務づけてるような意識に近いのだ。

私の中で、習慣といえば、たとえば、朝起きて顔を洗うとか、歯を磨く
とか、ストレッチをするとか、当たり前のことかもしれないけど、これ
だってしないで生活しようと思えばできるわけで。

顔をきれいにしなくちゃと思うから洗う、虫歯になりたくないから口臭
をきにするから歯磨きをする、身体が痛むのが嫌だから気持ちよく過ご
したいからストレッチをする、かならず必要性、あるいは自分の欲があ
って行っているナラワシなのである。

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ソニン
ソニン
1983年高知県生まれ。2000年歌手デビューし、2003年には「高校教師」(TBS)で女優の活動を開始。舞台や映画に活動の場を広げ、現在に至る。