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パームテラスホテルそばの空き地にたどり着いたのは、午後5時過ぎ。既に「ウラヤスフェスティバル」第一部のオープニングパレード、第二部の踊りのパレードが始まっており、その会場であるシンボルロード沿いの歩道にはたくさんの人が押し寄せていた。

先に着いているKさんと電話で位置確認しながら空き地に近づくと、そこにはとんでもない目印があった。

第三部・山車のパレードに登場する「五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)」の閻魔大王が秋の気配深まる青空にすっくと立ち上がっていたのだ。

19メートル程もあるというから、6階建てのビルに相当する。「ねぶた」というと横に大きく張り出した勇壮な山車と言うイメージだったが、この「たちねぷた」はずどんと太い柱のように高く、その上に閻魔サマが炎を背負って立っている。

圧巻。こりゃ、私たちも負けてられない! そう、何を隠そう今回の私は祭りを見る観客としてではなく、参加者の一人としてこのウラヤスフェスティバルにやってきたのだ。

なんと、パレードに参加する、私の故郷の「大牟田大蛇山」の曳き手として。

浦安と言えば、千葉県ではあるが川を渡ればすぐに東京23区へとアクセスできる東京下町の延長のような場所である。私の家からも活動圏内。そんな場所に大蛇山が遠征してくるという情報を、今年の春先に三池藩大蛇山のKさんから伺った時には、正直、半信半疑だった。

しかもこのウラヤスフェスティバルは今年から始まるまったく新しい祭りなのだ。
本当に大蛇山が浦安に・・・!?

ようやくリアルに感じられたのは、それこそ集合場所である空き地に到着した時かもしれない。そこには見慣れた法被を着た人々が、あまりに聞き慣れた濃い味の方言で会話し、組み立ての終わった大蛇山を前に記念撮影などしていた。

ああ、確かに浦安に大牟田の人がいる!

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諸岡 なほ子
諸岡 なほ子
福岡県大牟田市出身のタレントで、現在、一児の母。作詞家(MONA)としても活動。趣味は読書、散策、落語鑑賞、お祭見物&参加。世界遺産検定2級取得。TBS系「世界ふしぎ発見!」のミステリーハンター、MBS「住人十色」訪問者など多数出演。著書に『地球のどこかの秘境から』(実業之日本社)。
オフィシャルブログ http://ameblo.jp/nahoko/