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摂氏50度を体験したオーストラリアロケから戻った翌日、
やってしまいました。まさかの失態です。
前々から行こうと決めていたお祭りに向かうのに、1時間の遅刻。

理由は・・・寝坊。

このところちょっと落ち込むことも多かったのに、更に凹んでしまいます。

一瞬、もう出かけるのはやめて、別の日に別のテーマを探そうかと考えてみ
たのだけど、それじゃあなんとなく気持ちが悪い。
原稿を書くにしろ書かないにしろ、とにかく行かなきゃいけない気がする。
何かあるかもしれないじゃないかと自分に言い聞かせ、
とるものとりあえず現地へ向かいました。

この日の東京は冬の割りにポカポカ陽気。
とは言うものの、毛穴の開ききった小麦色の肌には、
北風が頬にサディスティックに吹き付けます。

場所は、東京都北区の熊野神社。

決して大きくはありませんが、14世紀に紀州の熊野三社権現の分霊を招き
創建されて以来、志茂エリアの鎮守。

午前11時から行われていたお祭りは、私が到着した正午にはほとんど終了
しており、近所の子供達、お年寄り、神楽殿で歌を披露したという婦人会の
方々などが境内を後にし始めたところでした。


とにかく余韻だけでも味わおうと、細長い参道をずんずん奥に入って行くと、右手にドンと現れました。


鬼!

と書かれた畳2枚分の広さの的。

それはとても存在感があるものの、鬼に対して抱く恐ろしいイメージよりも、どっちかというとユーモラスな印象。頭でっかちな書体は、小学生の漢字練習帳に並んでいそうで、どこかかわいらしい。
この、鬼の的を矢で射るのが、今回の祭りのメインとも呼べる神事、
「御歩射(オビシャ)」です。

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諸岡 なほ子
諸岡 なほ子
福岡県大牟田市出身のタレントで、現在、一児の母。作詞家(MONA)としても活動。趣味は読書、散策、落語鑑賞、お祭見物&参加。世界遺産検定2級取得。TBS系「世界ふしぎ発見!」のミステリーハンター、MBS「住人十色」訪問者など多数出演。著書に『地球のどこかの秘境から』(実業之日本社)。
オフィシャルブログ http://ameblo.jp/nahoko/