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ニッポン、1000円紀行
〜わたしは誰を探して、篇〜

幸福な人生には旅が必要だ。
不幸な人生にも旅が必要。
旅のルールはいたってシンプル!
片道の予算1000円、お菓子500円。
これから私は旅に出ます、予定表はありません。 誰にも止められません。

※この旅ルール(編集部より)
交通費の目安は起点から片道およそ1000円とします。お菓子代として500円を支給しているので、多くても1500円の範囲。チープでも心を満たしてくれる大冒険プランがつくれるか、乞うご期待!




その人はハンサムだった。
どちらかというと80年代型ハンサム。しかし、このなつかしさはなんだろう…と考えて、昔持っていたモンチッチのぬいぐるみを思い出した。80年代型ハンサムにモンチッチ味をトッピングした感じ。

札幌の夜の町をその人の案内のもと、北へ南へと歩をすすめていた。平たく言うと、美食どころのハシゴ酒。ほぼモンチッチ兄の奢りである。彼にとってはほとんどチャリティーウォークであり、賽銭箱ないし募金箱にお金を落とすよりもナンセンスだ。千パーセント下心なしと顔からにじみ出ているのも、ますます慈善行為じみている。

わけがわからない。しかしかような出会いもふくめて旅なのだ、きっと。
<文・さくらいよしえ>
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さくらい よしえ
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