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2012年11月13日配信

『のぼうの城』(公開中)で、狂言師の野村萬斎さんが「陽陰師?」から8年ぶりに主演した。同作品は、昨年公開予定だったが、東日本大震災直後で“水攻め”のシーンがふさわしくないとし、公開延期されていた。



野村さん演じる成田長新と恋に落ちる甲斐姫を演じた榮倉奈々さんは、「原作に沢山のファンがいた。私が映画に出られることになって嬉しかった。でも公開一年延びて撮影は夢だったのかなという日々が続いていた。」という。

小説「のぼうの城」(和田竜著)は、2009年の本屋大賞2位に選ばれるなど話題となり、上下巻あわせて130万部以上を売り上げるベストセラーとなった。天下統一目前となり、唯一残された北条勢の忍城を攻めようとした2万人の軍を率いる豊臣秀吉側と、それに500人で立ち向かう成田長親のとの戦いを描いている。

野村さんは作品について、「敵同士だけども、お互いに認め合い称えあうといった善悪を超えた友情が描かれている。また復興や真のリーダーとはといったことが描かれ、これは今の日本に求められていることを示唆しているようにも捉えることができるのでは…」と語っていた。

映画『のぼうの城』は全国公開中。
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取材/写真・文 羽渕比呂司


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羽渕 比呂司
羽渕 比呂司
 大阪ガス行動観察研究所社員