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2012年09月03日 配信

『鍵泥棒のメソッド』(9月15日公開)のPR会見が大阪市内で行われ、主演の堺雅人さん広末涼子さん、内田けんじ監督が出席した。

広末「初日の撮影は香川照之さんと二人で、焼き鳥を食べに行くシーンでした。そこで『僕が書いたセリフを二人がしゃべってくれている』っていう感じで凄くうれしがっていた監督の姿が印象的でした。脚本も書く監督さんだとこんなに映画のことを愛するんだって思いました。それを監督から感じたときに、私は責任ある仕事をしているんだなって思いました。」


広末さんは、彼氏もいないのに突然結婚宣言をする生真面目な雑誌編集者。堺さんは、売れない役者。香川さんは百発百中の殺し屋という役どころ。香川さん演じるコンドウが、銭湯で転んで記憶を失うこときっかに、売れない役者と殺し屋の人生が入れ替わってしまうことから大騒動の展開に。内田けんじ監督の前作『アフタースクール』で見せたテンポのある展開は本作でも健在。喜劇の裏にピュアなラブストーリーや、大人のシビアな問題も描かれ見ごたえのある作品だ。

監督「香川さんがお風呂場で転ぶシーンでのありえないお尻の位置が全て。それにあわせて他のキャラクターを設定しました。バランスというかアンバランスというか……。」

「アクタースクールの撮影の時は、実は脚本を読んでわけが分からないまま現場に入って不安だったんです。共演の佐々木蔵之助さんや常盤貴子さんも『よくわかんないんだよね〜』言っていてみんな一緒なんだって、安心したほど。今回の脚本は1回読んで意味が分かりました。技巧をこらした骨太のミステリーの部分がありながら、ラブストーリーもある。内田監督の3年間の変化だと思います。共演の香川さんとは、演技合戦になると不利になると思って、『あなたとは争う気は無いですよ』って言う感じで現場にいました。

広末「面白い脚本だなって思いました。観ている方も、何処に視点を置くかで見え方が全然違って観えると思います。大人のシュールな話題や、ピュアなラブストーリーがある。面白い脚本、楽しませてもらいました。」

映画『鍵泥棒のメソッド』は、9月15日(土)より全国公開される。
◇公式HPこちら


取材/写真・文 羽渕比呂司


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羽渕 比呂司
羽渕 比呂司
 大阪ガス行動観察研究所社員