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2012年04月26日 配信

累計1000万部、小畑友紀の同名コミック原作『僕等がいた』が映画化された。16巻あるストーリーを前篇・後篇の2部作で公開する。この2部作の連続公開は邦画では初の試みという。三木孝浩監督、の春名慶プロデューサーに話を聞いた。

「原作では、七美(吉高由里子)と矢野(生田斗真)の純愛の他に竹内(高岡蒼洋)との三角関係などたくさんのエピソードがあります。でも映画では七美と矢野の二人の恋愛にフォーカスし、女性目線のファンタジーとして作りました。僕自身が高校時代に経験した学園祭、お祭りなど、心を動かされた場面をちりばめてあります。同年代だけではなく、過去を通りすぎっていった大人にも引っかかって欲しいと思っています。」(三木孝浩監督)

「原作は16巻。この物語を伝えるためには、最初は3部構成にしたかったんです。結局2部で落ち着きました。最初から2部構成を考えているって上に話をしたら、1部にしろって言われるだろうと・・・。だから3部構成にしたいと話を持っていったら、1部減らして2部構成で着地できるんじゃないかという戦略を考えました。それでも2部構成として映画化ができたのも、今のシネコンが増えた状況があります。5、6年前だと2部作としての展開は難しかったと思います。シネコンだとスクリーンごとに映画を割り振ることができるから、時間差で上映ができるんです。後篇が公開された後でも、前篇をその回の直前に上映するとか、興行面で新しいサービスとして展開できるという期待があります。」(春名慶プロデューサー)

物語の舞台は北海道・釧路。七美(吉高由里子)と矢野(生田斗真)は高校時代の永遠の愛を誓うが、矢野の突然の転校によって二人は離れ離れになってしまう。前篇では高校時代、後篇では社会人になってからの二人の姿を描が描かれる。話のとおり前篇、後篇ともに上映されており、2本続けて観るというこれまでにはない楽しみ方ができる。



『僕等がいた』は、全国公開中
◇公式HPはこちら


取材/写真・文 羽渕比呂司

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羽渕 比呂司
羽渕 比呂司
 大阪ガス行動観察研究所社員