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2013年12月05日配信

主君とその家族のために食事をまかなう武士の料理人「包丁侍」。その由緒ある家系に生まれながらも包丁さばきがからっきしダメな青年に、抜群の料理の腕を持つ妻が料理指南をしていく時代劇映画『武士の献立』(2013年12月14日公開)。先日、本作の完成披露試写会が開催され、夫婦を演じた上戸彩、高良健吾が舞台挨拶を行った。



高良が「この映画の話をいただくまで、包丁侍の存在を知らなかった」と語るように、一般にはなかなか知られていない、江戸時代のこの役職。ふたりは役作りのために料理を特訓。上戸から「高良君は魚を一匹さばけるくらい、うまくなったよね」と練習の成果を明かされた高良は、「吹替なしでやっているので、手元だけ(カメラが)寄っていると『全部映してください!』と思っていました」と包丁さばきにかなり自信を深めた様子。

料理上手の女性に扮した上戸は「この映画を観てくれた方が『(実際の)上戸彩もきっとこういう女性なんだろうな』と思ってもらえると、私としてはポイントがあがるので、おいしいですね」と笑顔で語り、「今年はドラマ『半沢直樹』も含めて良い奥さんの役が続いているので、私も(良妻を)目指したい」と、EXILEのHIROと結婚して1年が過ぎた彼女は人妻の顔をのぞかせた。

また、今回料理が題材とあって「大阪は食いだおれの街ですが」と食の話題を振られると、上戸は「私はたこ焼きが大好き。御堂筋線に乗って、いろんなたこ焼き屋を巡ったことがあります。大好きなのは三角公園の近くにある甲賀流、はなだこ、ふさやが好き!」と興奮気味に喋りだし、話に入りこむ隙もない高良はア然気味。

そして最後に、高良は「観終わったらきっとお腹が空くと思います。今までの時代劇とはちょっと違うテンポの映画です」、上戸は「8年ぶりの主演映画(『あずみ2 Death or Love』以来)なので、プレッシャーはありますが、良い意味で女性を立てている作品なので、みなさんの心に響いて欲しいです」と締めくくった。



映画『武士の献立』は全国公開中
◇公式HPはこちら



取材/ 文 田辺ユウキ(映画評論家)
写真 羽渕比呂司


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田辺 ユウキ
田辺 ユウキ
1979年生まれ。関西を拠点に映画評論家としてレビューやインタビューの執筆ほか、また映画と音楽のプロモーターも務める。2014年に大阪市映像事業「CO2」プロデューサー就任。「大森靖子映画祭」「いずこねこ 最後の猫トーク」などイベント企画も行う。