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2013年01月30日配信

お互いのことを深く知らないまま、出会ってすぐに結婚した男女のラブストーリー『きいろいゾウ』(2月2日公開)。そして先日、封切に先駆けて大阪市内で完成披露試写会が開催され、主演の宮崎あおい、向井理が舞台挨拶を行った。

今回初共演となったふたり。相手の第一印象について尋ねられた宮崎は「シュッとしていて背も高く、顔も小さい。スキがない、というのが普段の印象でした。ただ、(劇中で演じた)ツマとムコとして時間を共有しているあいだは、どちらかというとボーッとしている感じ」と答え、それについて向井は「あっ、シュッとしているのは仕事用なんです」と周囲の好イメージに対する真相をチラリ。続けて「僕自身は(共演者に)イメージを持たないから、宮崎さんの第一印象は特にないです。ただ、お会いしてみて『おもしろい方だな』と思いました。鼻歌をいつも歌っていたり、変な絵を描いていたり(笑)。お互いに自分のテリトリーを崩さず、良い距離感で共演できました」と語った。

また“夫婦”という設定に引っかけて「大阪でデートをするなら、どこに行きたい?」という質問に、向井は「うーん、どこやろうねえ(笑)。ツマとムコは食べるのが好きだから、粉もんで食いだおれたい」と関西弁を交えながらデートコースを提案。しかし宮崎の「……いいですね!」という微妙な反応に、「本当に嘘をつくのがヘタだよね」と苦笑い。

舞台挨拶の終盤には、宮崎扮するツマの幼少期を演じた本田望結が、ふたりの似顔絵を描いて持参。本田からプレゼントされ、「私はよく『目が離れている』と言われるので、それがちゃんと出ていますね(笑)。魚顔なところがそっくり!」(宮崎)、「ここの髪の毛の部分が、ちゃんとクセッ毛になっている。よく見ている!」(向井)とその“画才”を絶賛。

そして宮崎は「この映画は心が痛くなつシーン、悲しくなるシーンが多い。でも大切な人と向き合うと、必ず痛い部分がついてくる。それと向き合う夫婦の姿をしっかり観てほしい」、向井は「これが僕たちが作った『きいろいゾウ』です、と自信を持って言える映画になりました。前半はユルさがあり、後半はトガったカットが多い。2本の映画を観た気分になれます」とアピールした。


映画『きいろいゾウ』は2月2日より全国ロードショー
◇公式HPはこちら



取材/写真・文 田辺ユウキ(映画評論家)


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田辺 ユウキ
田辺 ユウキ
1979年生まれ。関西を拠点に映画評論家としてレビューやインタビューの執筆ほか、また映画と音楽のプロモーターも務める。2014年に大阪市映像事業「CO2」プロデューサー就任。「大森靖子映画祭」「いずこねこ 最後の猫トーク」などイベント企画も行う。