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映画「櫻の園」の中原俊監督、出演した福田沙紀、寺島咲、はねゆり、武井咲が大阪で会見

 18年の時を経て「櫻の園」が再びスクリーンに登場する。桜の園と呼ばれる名門女子高校を舞台に、6人の女子高校生たちがチェーホフの「桜の園」を演じることによって、悩みながらも人生を歩みだしてゆく姿を描く──映画詳細はこちら


―成長が期待される女優が勢ぞろい

 映画初主演となった福田沙紀さん(写真:右から2番目)に、今の心境について質問されると、「映画とは、お客さんに見てもらってはじめて意味があるものなんだと、実感するようになった、(いよいよ公開となり)今ドキドキしています」と語る。
 福田沙紀さんは「3年B組金八先生」(04〜05年TBS系列)で女優デビュー後、多数のドラマに出演。来年には、実写版「ヤッターマン」の公開が控えるなど活躍が期待されている。
 寺島咲さん(写真:左から2番目)は、大林宣彦監督の「理由」(04)でデビュー後、多数の映画に出演。はねゆりさん(写真:左端)は、雑誌「セブンティーン」などのモデル出身。主演舞台「遥かなる時空の中で」などの女優経験がある。武井咲さん(写真:右端)は現在、中学生。第11回全日本美少女コンテストをきっかけに芸能界入り。本作品が女優デビューとなった。
 その他、モデルの杏、アイドルユニットAKB48メンバーの大島優子など今後の活躍が期待される女優らが多数出演している。
中原監督は、「今回はいいメンバーが揃いました。前回が悪いということではないですけど(笑)」と語る。


―好きなシーンは

 好きなシーンは何処かと尋ねられると、福田さんは「台所でお姉ちゃん(京野ことみ)と喋るシーンが好きです。何気ない一コマだが、物語と観客を近づけている重要なシーンだと思うから」という。また、劇中、桜の園を演じるシーンで、男役を演じ男装した寺島咲さんは、「最初、つけ髭はどうなるんだろうと思っていたが、付けてみると、案外、馴染んでしまった(笑)」とエピソードを披露した。


―撮影現場は、女子高さながら

 会見に出席した中でいちばん年上のはねさんは、制服を着て高校生役を演じることについて「いいのかな〜」と照れた様子。福田さんから、「全然大丈夫だよ」とフォローが入ると、「制服、まだいけます!」と胸を張って答えた。
 撮影現場は、女子高さながらで、休憩中も、歌ったり踊ったりして、騒いでいたという。福田さんは、「杏ちゃん(22)が制服姿で、『仕事終わりの一杯はうまい』といいながら、ビールを飲んでいて、その姿は面白かった」と印象的な思い出を語った。そして、「みんなとにかく元気だった」というように、活気のある現場だったようだ。


―18年ぶり、再び。

 「今だと、どんな感じになるかを撮りたかった」今回、18年が経ち再び、同名の作品を撮ることについて語った中原監督。 「当時は、時代が変わろうとしていた。今は、すべてが変わって、伝統を守ろうなんていう時代じゃない。伝統なんてそもそもないんだ、というところから企画をした」という通り、リメイク作品ではなく、別立のストーリーとして作られた。

 注目の女優らが多数出演して話題の「櫻の園」は、11月8日より全国公開される。

[10月8日取材:大阪市内]

(写真/文 羽渕比呂司)


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