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宅ふぁいる便では、映画「グーグーだって猫である」に出演した上野樹里さんにインタビューを行った。

 「グーグーだって猫である」は、大島弓子原作のエッセイ漫画の映画化。天才漫画家・小島麻子と、愛猫グーグー、そしてその周りにいる人たちの日々をやさしく描いた物語だ。──映画詳細はこちら


―別れたくなくて涙が止まらなかった

 上野樹里さんは、小泉今日子さん扮する天才漫画家・麻子さんのアシスタント役として、森三中(大島美幸、村上知子、黒沢かずこ)らと出演した。約2ヶ月と比較的長い撮影期間となり、森三中らとはとても仲良くなったという。「すごくあったかい人たちなんですよ」と言う。

 何処へ行くにも一緒で、周りからも”森四中”として扱われ、楽しくしていたが、撮影が終わると、森三中の村上さんに、「明日からもう会うことはないね」と言われたという。

 「急にすごい寂しくなった。自分でも不思議なくらい」と語り、東京の会見で突然、泣き出してしまい、メディアを騒がせてしまった”涙”事件の真相を語った。

 あの後、森三中の村上さんから何かフォローはあったのかと尋ねると、「ごめん、ごめん、でもバイバイだから!」と一言あったらしい、上野さんは、「村上さんのそういうキャラも含めてスキなんですよ」という。


―吉祥寺は加古川(兵庫県)と似た雰囲気を感じる

 映画の舞台となったのは吉祥寺。駅前や閑静な住宅街や、井の頭公園、武蔵野八幡などの名所も多く登場する。  上野樹里さんといえば加古川(兵庫県)出身で有名。今回の映画では関西出身の役柄で関西弁を喋る。その関西弁はナチュラルな関西弁でやさしく聞こえる。

 そんな上野さんに、舞台になった吉祥寺と出身地の加古川について対比して街のイメージはどうか?と尋ねてみると、「両方、電車ももちろん通っているし、比較的規模の大きい街だけど、都会ではない(笑)」「チェーン店もあるけど、何処にも属していないこじんまりした店なんかもあり、時間を感じる」という。

 また、「加古川に久しぶりに帰ると落ち着く、吉祥寺も落ち着くし、似た雰囲気を感じます」と語った。


―前向きに生きようとしている人たちの想いが詰まっている

 映画の原作は大島弓子さんの自伝的エッセイ漫画だ。天才漫画家・麻子さん、飼い猫グーグー、アシスタントたちの毎日の日常を描いている。
 上野さんは、特に大事件が起きるわけではないがと前置きしながらも、「毎日いっぱいいっぱいでも、前向きに生きようとしている人たちの”今の姿”がいっぱい詰まっている」として、「この映画を見ると、壁にぶつかったりしている人、仕事に疲れた人など、とても癒される、あたたかい気持ちになれると思う」と語った。
 上野樹里さんが出演した映画「グーグーだって猫である」は全国公開中。

[9月3日取材:大阪市内]

(写真/文 羽渕比呂司)



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