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『守護天使』佐藤祐市監督、本作で初主演となったカンニング竹山さん、映画初出演の忽那汐里(くつなしおり)さんにインタビュー

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 須賀啓一(カンニング竹山)は薄給サラリーマン。一日の小遣い500円。それも恐妻・勝子(寺島しのぶ)に、毎日お願いしてはじめてもらえる。あるとき通勤電車で天使のようなやさしい女子高校生・涼子(忽那汐里)に出会う。そして、インターネットのサイトで、涼子が何者かに狙われていることを知る。それから啓一の勝手な思い込みで「こんな嫌な世の中のすべてから彼女を守りたい!」と宣言し、涼子に接触を試みようと勝子の元を飛び出してくのだった─。


─キサラギの佐藤監督が新境地を開拓?!

[写真クリックで拡大] 左)キサラギに続くヒットを狙う佐藤監督、右)映画初主演でも散々??カンニング竹山さん

 監督は「キサラギ」(2007年)で日本アカデミー賞をはじめ数々の賞を受賞した佐藤祐市。次回作品は、2ちゃんねるのスレッドが元ネタの「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」が公開予定だ。

「僕がニートとか、そういう友達がいるということではないですよ(笑)。ウィークポイントがないと、ストーリーが作りづらい、どうしても、弱点を克服するとか、少し問題がある人が主人公になるのは当然かな。今回はカンニング竹山さんの耐えて、耐えている面が見られてよかった(笑)」(佐藤監督)


─夫婦関係の今、昔

 カンニング竹山さんは、薄給サラリーマンの啓一を演じた。家では肩身が狭く、恐る恐る生きる毎日。そんな時、天使のように優しい女子高生に出会い、恋心を抱いてしまう―。起用について監督は、「メタボ、メガネ、若干頭がうすい、こりゃ竹山さんだ(笑)」とさんざんなことを言われているが、

「似ているのは容姿だけ(笑)、それ以外はありませんよ。脚本を読んで啓一のことを『お前がダメなんだろ!』ってイライラしていました。演技は今できることを最大限やろうって、妄想じゃないけど役の気持ちを考えるようにしていました」(カンニング竹山)

 毎日、毎日、抑圧された生活の中、唯一救いの天使の涼子。啓一は、その涼子の命が危ないと知ると、恐妻・勝子に反抗し家を飛び出してまで助けに向かう。最近の週刊誌の不倫騒動と絡めて、私生活ではどのような夫婦の力関係なのかと聞かれたカンニング竹山さんは、

「妻か勝子かといえば、そりゃ勝子の方が怖いですよ。でも最近は頭が上がらない(笑)。週刊誌の件ではバカねって怒られましたよ。しっかり話したら許して貰えました。でも、1週間は機嫌悪かったけど・・・」(カンニング竹山)


─パンツ姿の変質者に囲まれた…忽那汐里

[写真クリックで拡大] 映画初出演となった忽那汐里(くつなしおり)さんはオーストラリアで生まれ育った。現在16歳

 天使のような女子高生・涼子を演じたのは忽那汐里。シドニーで生まれ育ち、第50代ポッキープリンセスとしてCMなどで活躍、現在16歳。物語では、ネット掲示板の書き込みで集まった変質者たちに誘拐されてしまう。監禁されたという設定のため撮影の殆どはセットの中、それもカンニング竹山さん、バナナマン日村といった濃いキャストに囲まれていた。

「寺島さんの話がでると、うらやましい。竹山さん、日村さんばっかりで・・・、残念ながらキャストの中ではお会いしていない方が殆どなんです。カメラが回っていないときは(パンツ姿の)竹山さんや、日村さんとストーブで輪になっていた。最初は話づらくて、顔をみて話すことができなかった。でも、さすがに3日もあればなれてきたけど(笑)」(忽那)

 カンニング竹山さん扮する啓一に好かれてしまうが、21才というその年の差での恋愛はありえるのかと聞かれると、

「ギリギリかも・・・」(忽那)

と、ひとこと。一方カンニング竹山さんは忽那さんについて、

「難しいかも・・・芸人の教育でも合コンしても19だと帰らせろと教えられてきたし(笑)」(カンニング竹山)

とまじめな一面を見せた。


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羽渕 比呂司
羽渕 比呂司
 大阪ガス行動観察研究所社員