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私生活でも、お金とどう向き合っていくか考える〜「わたし出すわ」主演の小雪さん舞台挨拶で発言


 人は「お金」を使っているのか、使われているのか…。摩耶(小雪)が差し出すお金をつい受け取ってしまった友人たちは、そのお金をどう使うのか?・・・映画詳細はこちら>>



 梅田ブルク7(大阪市北区)で「わたし出すわ」(森田芳光監督)の舞台挨拶が行われ、主演した小雪さんが登壇した。


[]1976年神奈川県生まれ。モデルとして活動をはじめ98年「恋はあせらず」(CX)で俳優デビュー

 舞台は函館。「お金」によって、人生の谷に入り込んだ登場人物の心を映すかのような、冬空の曇った空が印象的だ。五稜郭をはじめとする観光地や、市電を大胆に使ったロケも面白い。今回初めて函館を訪れたという小雪さん。撮影期間中はマンションを借りて自炊を行っていたという。

「自然が綺麗で、食べ物が美味しかったです。なにより、人と人の距離感がちょうど良くて、居心地がよかったです。地元の野菜が美味しくて、パスタとかスープにして食べてました。」


 森田監督から「君しか考えられない」とオファーがあったという。

「森田監督は、いろんなことを考えているアイデアマンですね。繊細で、現実的な視点もきちんと持っている。でも日によって、凄く元気に喋る時と、全く喋らず椅子に座っている時があって、毎日ころころ変わるので興味深く見てました(笑)。脚本も書かれたっていうこともあってか、主人公の摩耶像、演技プランがはっきりしていて、それを私が体現できるかっていう挑戦ができて、楽しい時間でした。」



[]単独での映画主演は本作がはじめて

 小雪さんは、モデルとして活動を始め、98年にドラマに初出演。以降、女優としては10年以上の経歴を持つ。今年映画は既に「ラスト・ブラッド」「カムイ外伝」に出演している。活躍を広げる一方、人生を振り返ることもあるという。

「これまでも、寄付などしてきたけど、丁度、自分のお金をどういう風につかって行くべきか、考えている時期と重なっていたんです。人生のなかでどう向き合っていくのか、今回の映画でも、これは一つのあり方で、また考えさせられました。」

  来年に向けて、ヨーロッパ、アフリカをまわり世界の文化を感じたいと豊富を語る小雪さん、最後、映画のPRとして、

「いちど立ち止まって自分を振り返ってみる。観るとそんな映画に仕上がっていると思います。いろんなこと感じ取って、楽しんで欲しいです。」

 小雪さんが単独主演としては初となる「わたし出すわ」は全国公開中だ。

◆関連情報…テレビCMを打たないのはお金がないから〜「わたし出すわ」森田芳光監督インタビュー



[取材:10月19日 梅田ブルク7(大阪市北区)]
写真/文 羽渕比呂司


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羽渕 比呂司
羽渕 比呂司
 大阪ガス行動観察研究所社員