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2011年12月01日 配信

『アントキノイノチ』(公開中)に主演した榮倉奈々さん岡田将生さんと瀬々敬久監督が大阪市内でPR会見した。


『アントキノイノチ』は、さだまさしの同名小説が原作。遺品整理業という仕事を通じて、生きるとは何かを描く。今回の撮影にあたり主演した二人は、実際に遺品整理の仕事を体験したという。

「領収書、送り返していない同窓会の参加はがき、細かいものが次々と出てきて、ここに人が居たんだと思うと不思議な感じがしました。生きているから死ぬ。死ぬために生きている。生きていることの不思議を感じました。映画の中の状況と近いものがあったので、現場に行ってよかったと思います。」(榮倉)

「知らない人の家。そこに住んでいた方の生々しさを凄く感じた。撮影ではその時に感じた気持ちを忘れないよう、失くさないように意識した」(岡田)

映画は、生きることへの絶望を感じた若者が、さまざまな人生の終わりの場面に遭遇することで葛藤し、やがて成長を遂げる。「震災など日本の状況は厳しいが、未来の希望を伝えようと思って作った。」と瀬々監督は言う。

映画にちなみ、生きていることを実感する瞬間はと聞かれると岡田さんは「休みの日に納豆を食べられたり、家事をしていると生きていると実感する。」、瀬々監督は「二日酔いでしんどかったが、昼4時頃になって元気になったとき」と答え、榮倉さんは「両方わかる!」とうなずいていた。



『アントキノイノチ』は、全国公開中
◇映画詳細はこちら



11月9日 大阪市内
取材/写真・文 羽渕比呂司

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羽渕 比呂司
羽渕 比呂司
 大阪ガス行動観察研究所社員