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2011年04月28日 配信

京都市中京区にある神泉苑で、アニメ映画『鬼神伝』(4月29日公開)に声優として出演した中村獅童さん登場してPRイベントが行われた。



『鬼神伝』は、鬼と人間との戦いが繰り広げられていた1200年前の京都。そこにタイムスリップした15歳の少年が、この戦いに巻き込まれることから物語が始まる。獅童さんは、鬼と戦う僧侶・源雲の声を担当した。

「源雲は強い。またミステリアスな存在でもある。うちに秘めたつかみどころのない部分を意識しました。声優の仕事は、声だけに徹したいという思いがあるから、お客さんが映画を観ていて、中村獅童の顔がちらついたら、それは僕にとっては失敗だと思っています。だからエンディングまで、僕だって気づいてもらえないことの方が、逆にうれしいです。苦労したのは、『巨大になった声を出してください』って言われたところ。巨大化を意識してやってみると馬場さんみたいな声になっちゃて(笑)。恥ずかしいとかは抜きにして、試行錯誤しながら現場でいろんな表現して作っていきました。」

イベントの舞台となった京都・神泉苑は、劇中では戦いの舞台として登場する。また神泉苑の中にある赤い法成橋は、願い事を一つ念じながら渡ると、その願いが叶うことで知られ、最近では京都のパワースポットとして人気となっている。中村獅童さんもこの橋を渡ったが─。

「役者として一生、生きて生きたい。お客さんを呼べる役者になりたい。そういったことをお願いしました。ここは歴史深い、京都ならではっていう感じがしています。世の中今は大変な時期、お客さんに映画館にきてもらうのは大変だと思うけど、少しでも多くの方に観ていただいて、勇気や希望を持ってもらったらうれしい。僕には芝居をすることしかできないから、ただ元気になってもらえればという思いです。」

映画『鬼神伝』は、4月29日(金)より全国公開される。
映画詳細はこちら



4月7日 神泉苑(京都市中京区)
取材/写真・文 羽渕比呂司

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羽渕 比呂司
羽渕 比呂司
 大阪ガス行動観察研究所社員