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2010年07月20日 配信

『私の優しくない先輩』(公開中)は、九州の片隅にある小さな島に引っ越してきた女の子と、最悪な先輩との出会いから起こるはちゃめちゃでドキドキの毎日を綴った青春ラブコメディー映画。アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」演出を手がけた山本寛さんが、実写初監督を務め、最悪な先輩役に、お笑いコンビ・はんにゃの金田哲さんが出演していることでも話題になっている。

この映画のキャンペーンで大阪を訪れた山本寛監督、主演・耶麻子役の川島海荷さん、同級生のキクコ役の児玉絹世さんにインタビューを行った。



(山本監督)
最初に登場するハリボテの地球のシーンとかチープな場面は、すべる時はすべるだろうなって思ったけど、大胆不敵な展開が魅力の話。主人公がリアルな現実にぶちたる後半が生きてくるって思って、いろんな飛び道具で妄想を表現、むしろ過激にやりました。一方で、今回は実写映画、アニメにはしてはいけないって思っていました。カット割などアニメのつくり方とはまったく違います。

 物語はハリボテの宇宙空間にピアノ線でつるされた川島さんが浮かぶ場面で始まる。そして学校の校舎で、音楽に合わせて動くコミカルなダンスシーンへと展開する。独特の世界観に引き込むため序盤の演出に驚くだろう。

(川島)
山本監督は、優しいようで優しくない!プライドをズタズタにされるようなことも言われ、その瞬間ムカついて、鬼って思うこともありました(笑)。

(児玉)
山本監督とは、撮影前は役についていろいろ話をしていたのに、撮影に入るとまったく注文されなくなって・・・。本当にこれでいいのか、言っても仕方がないと思われてて、何も言われないのか不安でした。

 川島さんとはんにゃの金田さんとは、カルピスウォーターのCMで共演している。映画では、金田さんは高校生役だ。

(川島)
金田さんの印象は、テレビから出てきたまんま(笑)。よく喋るし明るい方でした。喋りかけてくれたので、近づきやすかったです。もしクラスに金田さんが居たら、にぎやかなクラスになりそうですね。印象に残っているのは、頬を叩かれるシーン。金田さんめっちゃ痛い!本気だから、私も本気で叩き返すことができました。最初、グーで叩いたら、痛そうにしてました(笑)。でもいい音がしないので、本篇ではパーで叩いたバージョンになってます(笑)。

 全体を通してコミカルな雰囲気で進むが、実は切ない恋愛物語が隠されている。最後、主人公・耶麻子に隠された重大な秘密が明らかになるのだが。

(川島)
屋台でたこやきを焼くシーンは、練習しました。ひっくり返すタイミングを逃すと、丸くならないんですよ。楽しんで焼いていました。今日のお昼もたこやきをたべました。本場の大阪のたこやきはソースだけの味付けなのに、素朴な感じで美味しかったです。猫舌なんで熱かったけど(笑)。

(児玉)
打ち上げでも、スタッフの方にたこやきを焼いてもらって、はちみつ、チョコも入れたりして、おいしかった(笑)。

(川島)
私はオープンな方なんだけど耶麻子は引っ込み思案、私とは似ていないなって思います。でも私も好きな男の子に対しては、私も見ているだけいつも一歩踏み出せない。結局、相手も気付かないまま。喋っただけでドキドキしちゃう。ここは唯一、似てるな、共感できるなって思います。

 川島海荷、金田哲(はんにゃ)が出演の青春ラブコメディ『私の優しくない先輩』は、全国公開中だ。


7月11日 大阪市内
取材/写真・文 羽渕比呂司

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羽渕 比呂司
羽渕 比呂司
 大阪ガス行動観察研究所社員