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 4月26日、シネ・リーブル梅田(大阪市北区)で『パーマネント野ばら』(5月22日公開)の特別試写会があり、主演の菅野美穂さんが出席して舞台挨拶が行われた。



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『パーマネント野ばら』は西原理恵子さんの同名漫画が原作。田舎の小さな港町で暮らす女性たちが経験する、さまざまな恋愛模様を通して“大人の女性の恋”が描かれる。西原理恵子さんの出身地である高知県、宿毛を中心にロケが行われた。菅野美穂さんの映画主演は8年ぶり。>>『パーマネント野ばら』映画詳細はコチラ


菅野: 意識的に(映画から)遠ざかっていたわけではなく、気づいたら8年経っていました。久しぶりにじっくりと撮影する現場での仕事、宿毛という環境も良かったです。

 菅野美穂さんが演じるのは、母親が切り盛りするパーマ屋さんに、一人娘を連れで出戻ったなおこ。江口洋介さん演じる高校教師のカシマと恋をしている。落ち着いてお互いを想いあっている風に見える二人だったが、とても切ない真実が隠されていた。

菅野: なおこは、かわいらしい部分とファンキーな肉食の両面をもつ女性。透明ではかなそう、でも母であり、たくましいさもある。なおこの、恋いの炎は燃えていて、その炎はメラメラと赤い炎ではなくて、青白いぼーっとした炎かな、怖いでしょ!(笑)。今回は、受け身の芝居が多くて、難しいなって思ったり、面白いなって思ったりしました。

 共演者には、小池栄子さん池脇千鶴さん。それぞれの恋について悩みながら、何でも相談し合える親友役。ご飯を食べに行くなど、撮影以外でも、仲良く過ごしていたという。

菅野: 私は埼玉出身、親戚もみんな東北の方、西のアクセントはなかなかなくて、高知弁は難しかったです。龍馬伝が放映されているけど、映画の後だったら良かったのにって思いました。西のアクセントは、大阪もそうだけど、かわいらしく情が伝わるなって思います。音が柔らかい、面白いなって思います。面白いといえば、大阪ではゆで玉子のことを、なんで“にぬき”って言うんでしょうね。煮てもないし、抜かないし。ネットで調べて、ツイッターでつぶやいてください(笑)。

 監督は、前作で米軍パイロットに変装し結婚詐欺師を行っていた男と、その男に騙された女を描いた「クヒオ大佐」の吉田大八監督。本作では女同士の親子間に漂う繊細な愛情、人の弱さなど“大人の女性の恋心”をやさしく描いた。

菅野: みっちゃん(小池栄子)の言う「どんな恋いでも無いよりましやき」が一番好きな台詞です。とっても綺麗な言葉な反面、恋いを追いかけるから傷ついたりするのに・・・っていうところに、ぐっときました。男性が観たら、女性の本音トークをどう思うかドキドキしてます。“にぬき”もだけど、映画の感想もツイッターでつぶやいて!

「パーマネント野ばら」は、5月22日(土)より、東京・新宿ピカデリー、大阪・シネ リーブル梅田ほか全国公開される。


[取材:4月26日 シネ・リーブル梅田(大阪市北区)]
写真/文 羽渕比呂司)

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羽渕 比呂司
羽渕 比呂司
 大阪ガス行動観察研究所社員