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 アカデミー賞を受賞した映画「おくりびと」の脚本を手がけた小山薫堂の最新作は3D映画で、6月より全国公開されることが決まった。

 自身が書き下ろしたオリジナルストーリーを元に、ニュージーランド、エジプト、日本の3カ国にある世界遺産を立体映像で映し出す、タイトルは『FURUSATO 〜宇宙からみた世界遺産』。通常のハイビジョンの4倍の情報量を誇る4K3Dデジタルカメラによる高精細地上の実写映像と、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の地球観測衛星「だいち」がとらえた地上700kmからの映像がみられるという。

 エジプトでは巨大な神殿やピラミッドの内部、ツタンカーメンの黄金のマスクなどをまるで目の前に存在するかのように描き、ニュージーランドでは満天の星空を世界遺産に登録しようと活動を続ける小さな村テカポの美しい夜空を銀幕に浮かび上がらせ、日本では厳島神社の荘厳なたたずまいと鳥居と海のうねりが一体となる美しい風景を見せるという。そして負の遺産でもある広島の原爆ドームにも初めて3Dカメラが入った。

 人類の故郷である地球の営みがくれた“世界遺産という私たちへの贈り物”は、未来を生きる子供たちへの“贈り物”でもある。美しく圧倒的な3Dによるリアルな実写映像で、やさしさにあふれるメッセージが込められた繊細なストーリーが展開する。

 配給は、TBSビジョン。上映時間が38分ということから大人料金1300円、こども料金1000円と格安に設定、通常料金が高い3D映画としては、気軽に観られる価格の低さもうれしいポイントのひとつとしている。

 映画『FURUSATO 〜宇宙からみた世界遺産』は、6月19日(土)より全国ロードショー公開される。

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羽渕 比呂司
羽渕 比呂司
 大阪ガス行動観察研究所社員