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宮崎あおい、高良健吾主演の『ソラニン』が公開中だ。監督の三木孝浩さんは本作が映画初監督。1974年、徳島県生まれ、早稲田大学卒業後、これまで音楽のプロモーションビデオ制作やライブ映像、CM制作などを手がけてきた。>>『ソラニン』映画詳細はコチラ


【】三木孝浩監督

ソラニンはバンドやライブシーンが登場する。近いところで仕事をしていたので、ライブの臨場感などこれまでの記憶と照らし合わせて撮ることができました。

 主演は、宮崎あおいさん。OLとして働いていたが、これまでの生き方に疑問を感じ自分を変えたいと思っていたが、その先にはなかなか踏み出せない。しかし恋人の遺した音楽との出会いをきっかにして、新たな人生の一歩を踏み出してゆく。

宮崎さんは、これまで心の強い、凛としたキャラクターを演じることが多かったのではないでしょうか。今回の役はどこにでもいて、弱い、人生に迷っている女性。これまで見たことのない宮崎さんがみられるのではないかと思いました。もうひとつ、宮崎さんの歌声を聴いてみたいっていう個人的な興味もありました(笑)。

 浅野いにおさんが2005年に発表した同名コミックが原作。現代に生きる若者の姿をリアルに描き人気を獲得。累計60万部以上を売り上げた。

浅野さんの他の作品は読んでいたんですが、ソラニンだけは読んだことが無かったんです。でも読むと、大学卒業したらどうしようか、映像の世界で食べてゆきたいとか、悶々と、悩んでいた頃の自分に近いなあって、共感できました。映画化に関して浅野さんからは、役者さんが実際に演奏できること、加藤のキャラクターはデブなこと(笑)、この2点、注文されました。

 バンド・サンボマスターの近藤洋一さんが加藤役を演じた。本作で俳優業初挑戦となった。三木監督とは、これまで仕事で付き合いがあり、出演が実現したという。近藤さん自身は、撮影終了後に15キロ減量している。

いくつもステージに立っているだけあって、度胸の良さは生かされていると思います。近藤さんも大学に6年通って、バンドで食っていけるのかって、同じように悶々とした時代を過ごしていて、この役では、思い出を再現していて、演技しやすかったっていう話は聞きました。でも、あまりにも加藤とシンクロしすぎて、キャラクターを引きずりそうってことで、撮影後にダイエットしたそうです(笑)。

※宮崎…機種依存文字のため崎を使用しています。本来の崎は立ち崎です。

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羽渕 比呂司
羽渕 比呂司
 大阪ガス行動観察研究所社員