このエントリーをはてなブックマークに追加

これからも女優、需要があれば歌手も〜中山美穂さん12年ぶり主演『サヨナライツカ』会見で発言



 中山美穂さんが12年ぶりの主演映画『サヨナライツカ』(監督・イ ジェハン/原作・辻仁成)が公開される。公開に先立って21日、大阪市内のホテルで記者会見が行われ、中山美穂さん、相手役の西島秀俊さんが出席した。

 物語は、西島さん演じるエリートビジネスマン・豊が、赴任先のバンコクで、妖艶で美しい沓子(中山美穂)と出会い、互いに情熱的な恋に落ちる。25年の年月と、バンコク、東京、ニューヨークをまたにかけ、一生に一度の燃えるような愛をめぐる壮大なストーリー>>映画詳細はこちら


_中山美穂さん12年ぶりの主演映画

 中山美穂さんは、「東京日和」以来12年ぶりの映画主演、女優としては「ホーム&アウェイ」(CX系)以来、7年ぶりの活動となる。

【中山】「クランクイン前は、期待して待っている方々に対して大丈夫なのかなっていう気持ちがあって、不安でいっぱいでした。ただ、現場で、カメラの前に立つと自然に感覚を思い出して、ブランクは感じませんでした。集中力を高めて演じきった感はあります。楽しめました。」

 本作は辻仁成の同名小説を、韓国の出資で製作。韓国語、タイ語、英語、日本語が飛び交うグローバルな撮影現場だった。

【中山】「現場は日本と同じで、やっていることはわかる。気持ちは通じ合います。環境は厳しかったけど、異国っていうのはあまり感じませんでした。」

【西島】「映画の撮影は、万国共通なんだなって思いました。まったくストレスはありませんでした。タイは、魔法がかかったような国で、非日常の恋愛に溺れるにはいい土地で、このタイの空気は映画にすごくプラスに作用しているなって思います。」


_「私の頭の中の消しゴム」のイ・ジェハン監督

大阪で開催された記者会見に出席した西島秀俊さん、中山美穂さん

 監督・脚本は、韓国出身のイ・ジェハン。近作では日本でも大ヒットした「私の頭の中の消しゴム」を手がけている。本作では、タイ・バンコクをメーンに、海外での撮影が続いた。撮影は1年近くに渡ったというが、長期のロケは当初予定にはなく、伸びた結果だという。こだわりが強く、完璧主義としても有名な監督だ。

【中山】「私は(役の)沓子のことだけを考えて1年過ごせたのでラッキーでした。西島さんは、その間に他のお仕事で、いろんな役を演じなければならなかったと思うので大変だったんじゃないかな」

【西島】「自信がついて、結果的には良かったって思ってます。これまでどちらかというと、不器用な役が多かったんですが、今回は仕事もできて、きれいな女性2人と恋に落ちる。こんな役もできるんなだって思いました(笑)。」

 物語では、25年後の姿も描かれている。特殊メイクを用いた60代の二人の姿もみどころのひとつだ。

【西島】「特殊メイクの自分は、死んだおじちゃんにそっくり(笑)。でも撮影は、本当に大変なんです。準備は2、3時間じっとしていて、手も洗えないし。特殊メイクの撮影は、剥がれて来たり、体にもよくないらしくて、10時間ぐらいが限度らしいんですが、監督はそんなことお構いなしで撮影を30時間ぐらい続けて、特殊メイクのスタッフが、監督にもうやめてくれって泣きついて言うぐらい(笑)。」

 監督については、

【西島】「カメラや、同情人物も常に移動していた。旅をしているっていう演出が中心にあったのかなって思います。」

【中山】「オリジナリティ溢れるアイディアで脚本を書き、演出されたと思います。私が今まで演出されたことのないやり方でされました。」



次のページでは・・・
・夫・辻仁成が語った映画の感想とは?
・女優・歌手として中山美穂の今後

The following two tabs change content below.
羽渕 比呂司
羽渕 比呂司
 大阪ガス行動観察研究所社員