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    《苦手なことは基本的に克服することは稀だと思う。》

なぜなら、苦手、だからである。

苦い想いは消えづらく、自発的に苦いと認識させているから、なかなか
ポジティブな印象に方向を変えないと、苦手なものというものは消えない。

ただ、
例えば幼い頃苦手だった茄子が大人になったら、食べれるようになった
とか。小さいけど、これも苦手克服である。

では、これは、茄子が食べられるようになるために、大人になるまで常
に茄子と戦ってきたかというと、そうでもない。茄子が嫌いという想い
を持ちながら、他人が食べるのを見て、薦められては断わり、詰られ、
たまにチャレンジするけど、やっぱりダメで…と繰り返しながら、 時
を経て大人になり、環境や考え方、舌も変わり(笑)、ある日、「あれ、
食べれちゃう」なんてなる。

いつのまにか、頻繁に口にするようになり、料理方法まで拘りだして、
好んで選ぶようになる。そして、気づく、昔は嫌いだったんだなぁと。
これでもう苦手なものではなくなっているのだ。

そもそも「苦手」という意識は、弱点とか短所とか不得意という言葉と
はまたちょっと違った意味合いを感じる。

英語力が弱い。(弱点)
英語の点数は低い。(短所)
英語は得意ではない。(不得意)
英語は苦手。(苦手)

↑一番最後、確実に、 嫌ってます(笑)

そう、出来る出来ない得意不得意とはまた別で好き嫌いが入ってしまっ
ているので、努力すれば克服できるものも、努力すら取りかからなくなる。

つまり、苦手意識を持ってしまうと、能力的なこととは別に個人的感情
が入って余計ややこしくなるということだ。

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ソニン
ソニン
1983年高知県生まれ。2000年歌手デビューし、2003年には「高校教師」(TBS)で女優の活動を開始。舞台や映画に活動の場を広げ、現在に至る。