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最愛の兄を失った14歳の天才科学少年が、心と身体を癒すケアロボットに支えられながら、大きな陰謀に立ち向かうディズニーアニメ『ベイマックス』(公開)。先日、大阪市内で、日本語吹替のキャストを務めた女優・菅野美穂が舞台挨拶を行った。

本作は、日本のカルチャーにインスピレーションを受けて作られた映画。菅野は「日本の親しみある風景が出てきますし、ベイマックスの顔も、監督が日本にリサーチへ来たとき、神社やお寺の鈴からアイデアをもらったそうです」と、劇中に登場するさまざまな日本文化を見どころにあげた。

主人公・ヒロと、亡くなった兄が遺したケアロボットのベイマックスの交流。そして、巨悪との息もつかせぬ攻防戦。マーベルコミックを原作としており、『マイティ・ソー』『アイアンマン』などを彷彿とさせるアクションシーンがたくさん出てくる。

「涙とともに見るディズニーらしい王道の感動がありながら、ハラハラドキドキして、演技が心配になるくらいストーリーにひきこまれました」

今回演じたのは、ヒロの叔母・キャス。菅野は「明るくて、『イェーイ』という感じが私と似ています(笑)」と共通点をあげたが、しかし声優初挑戦とあって「NGも多かった」という菅野。

「これまでの経験をいかせるかな、と思いましたが、まだまだ修行が足りない! 監督たちはとてもストイックで、ディズニーにはディズニーの何かがある。そこが世界で受け入れられている理由。(声優は)難しかったです」と苦笑いを浮かべた。

『ベイマックス』は全国公開中
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取材/文 田辺ユウキ(映画評論家)

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田辺 ユウキ
田辺 ユウキ
1979年生まれ。関西を拠点に映画評論家としてレビューやインタビューの執筆ほか、また映画と音楽のプロモーターも務める。2014年に大阪市映像事業「CO2」プロデューサー就任。「大森靖子映画祭」「いずこねこ 最後の猫トーク」などイベント企画も行う。