このエントリーをはてなブックマークに追加

《働く。仕事。ビジネス。職。お金をかせぐ。》

これ全て似ているようで、私には違う印象があり、普段から違う用途
で使っているようです。

こんな話があります。

学生の頃、なりたいと夢みていたのは、パティシエ。幼いころから、
母親の料理を手伝ったり、お菓子作りを一緒にしたりして、とても好
きになり、学生の頃はひたすら作っては学校の友達にプレゼントした
りしていた。

高校を卒業したら、製菓の専門学校に通い、そのあとパリで修行して、
帰ってきたら自分のカフェレストランを持つ。そう、早くからビジョ
ンを決めて揺ぎなかった。

しかし、周りが進路を決めている時期がきた時、もう心に決めたもの
がある自分は全く考える必要もないと思っていたのだけれど、いざ決
断の時を目の前にした瞬間、今まで楽しくやってきた“趣味”のよう
なお菓子作りが、【仕事】になっていくと、今のように楽しめないの
ではないだろうか。

そう思ったら、もしかすると今夢中なものを職として選択するのはも
しかしたら違うのではないか、と感じてしまったのだ。

そのタイミングで、衝撃を受けたのが、 当時ファンだったSPEEDのコ
ンサートだった。同世代の女の子が広い会場で輝いてパワーをたくさ
んの人たちに与えているのを見て、同じ世代の人とは思えないほどエ
ネルギーに溢れている姿に感動した。

自分も、こうやって人に感動を与えられるような事をしたい、と誓っ
たのだ。パティシエだって人に感動を与える職業だが、その時は、私
にとって、これが“やるべきこと”なのだろうというような事を感じ
とったようで、その思いは“その立場”になった今も変わらない。

そう、これは、私の話。

すべてはお客様やファンのために、世の中のために。必要なくなった
ら、続ける必要もないと思っている。あの若かりし頃に感じた、“影
響を与えられる存在”であってこそ、この世界にいる理由だからだ。

The following two tabs change content below.
ソニン
ソニン
1983年高知県生まれ。2000年歌手デビューし、2003年には「高校教師」(TBS)で女優の活動を開始。舞台や映画に活動の場を広げ、現在に至る。