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《抜けたいのに抜けられない。 嫌で嫌で仕方がなくて、そのことが悪いこととわかっていて、やめたいのに、思えば思うほど、そのことに取り憑かれている自分を認識してしまい、自己嫌悪を繰り返す。》

これを読んであなたに置き換えたならば、何を思い浮かべますか?

一見、文章だけ切り取ると、ドラッグ中毒のような症状に思えたりもしますが、そう、悪習慣がなかなか治らないって“中毒”みたいなものだと思うのです。

完全に取り憑かれていて、抜け出すためには非常に困難で、悪いとわかっていてもその悪が鎖をなかなか外してくれず、逆に行こうとすればするほど、凄まじい力で引っ張ってくる。

なぜって。人間は弱く自分が楽なものに導かれるもの。やめたいのにやめられない、あなたの“悪習慣”は、あなたが悪習慣だと思えば思うほど、やめるのは困難なものとなりましょう。

だからといって、開き直って、それが“悪習慣”と思わなければ、完全解決するのか?うん、もし、本当に綺麗さっぱりそういった感情が取り払われれば、ありえるかもしれない。

例えば、ダイエットだって、「ずっと痩せなきゃ痩せなきゃと思っていた時はうまくいかなかったのに、ダイエットやめたら痩せた」なんてこと、聞いたこともある。そうね、ダイエットに関して言えば、ストレスコントロールってとても重要だと思う。たまに、それさえコントロールできれば、絶対成功するはずとも思う。

以前このコラムで書いたこともありますが、人間の欲って、これであなたは満たされるという人それぞれのメモリがあって、それが食欲であろうが物欲であろうが、合計がそこに満たしていれば、人は満足するという持論があります。

満たされていない時は人は、イライラしたり不安になったりします。だから、何かが足りなければ、それを別の欲で満たそうとする。自分を保つために。人間は保てない状態でいることは、とても辛いことで、基本耐え難いことであります。

だからみんな、様々な“ストレス発散”をするのです。それが健全であるか、それとも自分を思いつめる“悪習慣”たるものになってしまっているか。

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ソニン
ソニン
1983年高知県生まれ。2000年歌手デビューし、2003年には「高校教師」(TBS)で女優の活動を開始。舞台や映画に活動の場を広げ、現在に至る。