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豆腐百珍 & HAIG

2016-01-12

豆腐百珍-Amazon.co.jpで買う

 今宵の一冊は『豆腐百珍』。『豆腐百珍』は豆腐の料理レシピ100を紹介する料理本だ。原著が出版されたのは天明二年。西暦でいうと1782年、200年以上も前の江戸時代に出版された。当時この本はベストセラーとなって、『豆腐百珍続編』『豆腐百珍余禄』など続編が出版されたほか、タイトルに「○○百珍」と“百珍”がついた料理本ブームが起こった。
 本書は原著『豆腐百珍』の料理を再現、カラーの料理写真と共に“百珍”レシピを収録したものである。原著の復元本も出版され入手も可能だが料理がイメージしにくいし、レシピも把握しずらい。とんぼの本では、再現したレシピと作ってみた感想も添えられていてわかりやすい。
 レシピをみると、現代の派手な料理とは違い、どれも豆腐メインで他の副材料は少ない。あと1品というときや、ダイエットレシピとしても役立ちそうだ。なにより流行りもの好きな江戸の人たちもこの本を見て、あれやこれやと言いながら料理を作ったのかと想いを巡らせながら一杯いけるのがいいじゃないか。


【今宵の一冊】
豆腐百珍
とんぼの本 新潮社刊
料理百珍集〔新装改訂版〕版 (豆腐百珍収録)
八坂書房

【今宵の一杯】HAIG

 今宵の一杯はHAIG赤ラベル(写真:手前)、ブレンデッドウイスキーだ。メーカーは、スコットランドにあるジョンヘイグ社、1984年創業の老舗だ。日本へは1970年代から90年代にかけてサントリーが大量に輸入していた。このためオールドボトルは、現在でも比較的容易に入手できる。キャップの種類がプラスチックかアルミかやサントリーの住所表示が「堂島浜通り」か「堂島浜」かなどで、そのボトルが流通していた年代を特定できるなどマニア心をくすぐられるのも魅力だ。

 写真のHAIGは、アルミキャップで、ラベルは特級表示となっていることから1980年代半ばから後半に流通していたものと思われる。オールドボトルのHAIGとしては比較的新しめだが、それでも25年以上前のボトルということになる。
 ストレートで飲んでみたが、キャラメルやアーモンドのような香りが大勢をしめ、次に蜂蜜やチョコレートのような香り、ピート香も感じる。口に含むとまろやかという感想が一番にくる。瓶詰されると熟成はしないといわれるが、アルコールの刺々しい刺激はなく角が取れ優しく熟成が進んだような感じがする。口の中で数十年の時を跨ぐかのような余韻を味わえる。ウイスキーは他のお酒に比べると熟成が非常にゆっくりと進む。また紫外線等の劣化にも比較的強く、常温で長年保存されていたようなものでも飲用できる場合が多い。このためオールドボトルの楽しみ方もある。

 現行品はHAIGのロゴがゴールドになっているゴールドラベルだ(写真:奥)。現在、どうやら日本での正規のインポーターは無いようで、時々少量輸入されるのか、稀にみかけることがある。現行品は、さすがにまろやかさは無いが、香りは同様の傾向の仕上がりだ。1200円前後で見つけられたらお買い得と言える。(異様に高く値付けされている場合も!)

文/写真・あんぽん


本(Book)





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