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27歳での転身、二代目古今亭志ん五ができるまで(古今亭志ん五編)

2018/09/03 9:53 配信

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 お会いするたびに、「トッポジージョに似てますよねー」と言ってからかってしまう、二代目古今亭志ん五さん。
ちょっと眠たそうにも見える二重まぶた、両手で下から支えたくなるようなふっくらほっぺ、前歯がチラリと見える愛嬌たっぷりの笑顔。

アニメキャラ感のあるその風貌は、やはり子どもにもウケがいいらしく、レギュラー番組を持つ地元川越では、
「八っちゃんだ、八っちゃんだ!」
と言っていつの間にか子どもらに囲まれてしまうのだそう。

「要は、アンパンマンと同じなんですよ。顔が全部丸でできてる」
とご本人。納得。ちなみに、八っちゃんとは、志ん五襲名以前、二つ目古今亭志ん八の頃からの愛称。私が初めてお会いした時もまだ志ん八さんだった。

 今回は、そんな朗らかなキャラクターの中にも、何か秘めているような、いないような、とりあえず私と同い年ということでますます親しみを感じてしまう志ん五さんのことを、遠慮なく根掘り葉掘りと聞かせてもらった。

 まずは、落語との出会いについて。
「僕、サラリーマンだったんですよ。全然落語なんて聞いてなかった。でも、その時のお客さんのMさんに面白いから読んでみなって、落語の噺の書いている速記本を貸してもらったんです。読んでみたら本当に面白くって、本を返したらすぐに寄席を見に行ってました。それが、25~26歳の頃ですね。」

 浅草や新宿や国立演芸場、池袋や上野に足繁く通い、夢中で寄席を楽しんだのだそうだ。しかし、半年もすると見方が変わってきたのだという。

 「気付いたら僕、誰に弟子入りすればいいかなぁと思って見ていました。自分でやってみたくなったんですよね。そんな中で、あんまりに面白くて椅子から転がり落ちてしまったのが、先代の古今亭志ん五だったんです。入門するならこの人のところだ、と思いました。あ、一番の決め手は顔です。顔が面白かったんですよねぇ(笑)。」

 確かにお顔のインパクトはすごいかもしれない。ツヤツヤの黒髪をセンターで分けたその独自のヘアスタイルだけも一度見たら忘れられないが、ぎょろりと睨みのきく大きな目と大きな口で、気の短い職人気質から前歯むき出しでヘラヘラする与太郎まで、リアリティとおかしみを持って演じ分けてしまう。




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プロフィール
諸岡 なほ子

福岡県大牟田市出身のタレントで、現在、一児の母。作詞家(MONA)としても活動。趣味は読書、散策、落語鑑賞、お祭見物&参加。世界遺産検定2級取得。TBS系「世界ふしぎ発見!」のミステリーハンター、MBS「住人十色」訪問者など多数出演。著書に『地球のどこかの秘境から』(実業之日本社)
オフィシャルブログ http://ameblo.jp/nahoko/

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